世界中に新型コロナの脅威はとどまらず、日常生活にはいまだに慎重な行動を取らざるを得ないのです。
二十四節気の白露に入り、日が短く 夜が長くなり、日が暮れるとその涼しさで秋の気配が感じられます。
この時節に旧知と出会い、歓談しながらお茶を満喫することができればなんて幸せなことでしょう。
台湾支部は、畳敷きの本格の和室を選び、初めて座礼のお茶会を行いました。
この度167名のお客様が参加してくださいました。台湾人からしてみれば、正座することは容易ではありません。お茶会の最中に、社中の皆さんは体の限界を克服し、立ったり座ったりしているうちに知らず知らずに心身ともに解放され、だんだん慣れて落ち着きました。
お客様も無理せず、正座やあぐらなど、リラックスな座り方をして、悠々と冷淹玉露を飲んでいらっしゃいました。お菓子は縁起の良い和菓子「着せ綿」をお出ししました。
早くコロナ禍が終息し、皆様が元通りの生活に戻るよう切に願っております。
台湾支部 頼 蕙園